第 9 回 海外研修旅行「韓国世界遺産の旅4日間」体験報告

<平成 28 年 8 月 23 日~8 月 26 日>

韓国に出発前日、大型台風 9 号が本州上陸するなか、交通機関への遅れが心配されたが参加者全員が揃って成田空港を出発することが出来た。
今回の韓国企画は、世界遺産の旅 4 日間と銘打っての旅なので、幸いにも天候に恵まれ和気あいあいと有意義な研修旅行となり、参加者全員が大満足であった。
韓国の気候は、日本とほぼ同じで花粉症は無いとのこと。
また日本との時差も無く通貨も日本円の約 10 倍ウォンである。
さて、天候に恵まれた初日は、成田空港から釜山金海空港まで約 2 時間を所要し、空港からはマイクロバスに乗り込み釜山市内観光となった。
チャガルチ市場~国際市場~龍頭山公園~釜山タワ-など見学し、食事は昼食を機内食(ビ-フ)、夕食は海鮮鍋、ホテルは釜山コモド宿泊となる。
2日目午前中は、紀元前 57 年から 935 年まで約 1000 年もの間、新羅の都として栄えた慶州へマイクロバスで移動、世界遺産である仏国寺・石窟岩・大陵苑・窯元などを見学する。
昼食は(サムバグ)、午後は韓国新幹線(フランス製)にてソウルに移動し到着後、夕食会場へ向かい(骨付きカルビ)を舌づつみ、美味しさの余り追加注文をとり胃袋を満たしてホテルへ直行する。
3日目は、1394 年に朝鮮王朝の都がおかれたソウル市内を終日研修する旅となった。
世界遺産の景福宮・宗廟・水源華城や仁寺洞通り・三清洞・国立中央博物館などを見て周りショッピングも一緒に楽しんだ。昼食は(石焼きビビンバ)夕食は(参鶏湯)宿泊はベストウエスタンプレミアホテルで連泊となる。
4日目は青互台見学後、統一展望台を見学した。大統領官邸周辺は、警備がものものしく厳重体制が敷かれており、南北の緊張感を肌で感じた。
統一展望台では、川を越えた対岸の北朝鮮側の様子が望遠鏡を通して、くっきり映し出された。山の木は切り崩され、緑の少ない上に人影はほとんど見受けられなかった。
緊張感の高まる南北関係ではあるが、「韓国の人達は北朝鮮に対しどう思っているのだろう」と、参加者の質問にガイドの申(シン)さんは「日本の様にいつ地震が来ても(戦争が起きても)おかしくないと思っています」それは幼い頃から彼女は言い聞かされていたとの事であった。
改めて「平和」のありがたさを実感する研修旅行となった。最後の昼食は(カルクック:韓国式うどんに餃子を追加)、夕食は機内食(ビーフ)を味わった。
初参加された方々には、今回の韓国企画が好評でした。
前回のイタリア研修旅行は中止となりましたが、この様に隔年ごとに実施する海外研修旅行も 9 回目を迎え無事に終了することが出来ましたことを心より感謝申し上げます。
平成 30 年には同窓会設立 70 周年を迎えます。
この年は最終回の第 10 回海外研修旅行を企画、台湾で始まり、台湾で終わる予定です。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。

体験記 平内 信雄